掛け軸「好日」解説 B-01

掛け軸「好日」解説



◆ この掛け軸は、武者小路千家 第14代家元 不徹斎直筆の書です。

◆ 「好日」は中国の 雲門文偃(うんもんぶんえん)禅師の言葉「日日之好日(にちにちこれこうにち)」を意味しています。

<「日日之好日」の意味>
その日一日を、ただありのままに生きる清々しい境地です。雨の日、風の日があるように様々な問題が起きる好悪の出来事があっても、この一日は二度と無い一日であり、かけがいの無い一日である。この一日を全身全霊で生きることが出来れば、まさに日々是好日となる。好日は願って得られるものでは無く、待ってかなえられるものでは無い。自らの生き方に日々に好日を見出し得なければならない。時の時とするときは来ない。只、座して待つのではなく主体的に時を作り、充実したよき一日一日として生きて行くところにこの語の真意がある。
生涯の中には、好日どころか毎日悪日の連続、自分の不幸を嘆く日もあるでしょう。それでも「日々是好日」というのです。好日とは、好い日、悪い日という比べっこをやめた話しです。つまり、好悪を越えた話しです。自分の都合という物差しを捨てた時の話しです。

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